diary

考えてること、思ってること

忘れられない恋の正体

 

 

 

 

 

 

恋を見失った時、

失恋した時、

仕事でうまくいかない時

なにか落ち込んでしまった時は

必ず先生を好きだった頃の記憶に

戻ってきてしまう

 

 

 

 

 

 

 

居心地のよい、傷つかない

苦しみもない世界

一途に好きな人を想う

純粋で真っ直ぐな自分に戻っていくようで

 

 

自分が自分らしくいられる場所

何にも左右されない気持ち

 

 

 

 

苦しくなかったことは無かったし

泣いたこともあったけど

年月が流れて

見事に都合の良い記憶ばかり残ってる

 

 

 

 

 

 

だから私は一人を感じたことは無い

いつもこの古い恋心とともに生きてる

頭の中空っぽにしたり

全部自分のことで埋めたことがない

 

 

 

 

いつもそばにはこの恋心がある

 

 

 

 

 

何度も決別しようとしたけど

消えてくれない

忘れようとすればするほど染み付いてしまう

 

 

 

だから放置することにした

 

 

 

 

 

 

この空気の匂いはあの日の匂いだ

これは先生が好きだった飲み物

これは先生がくれたグミ

 

 

 

 

 

全部受け入れることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

そしたら私の心に住みついてしまった

出ていく様子はない

 

いや、きっと追い出したくないんだと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつかこの空想から抜け出してしまう日が

来るんだろうなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

今はこのまま

記憶の海にぷかぷか浮いていても

いいかなぁなんて考えてる