diary

考えてること、思ってること

私にとっての恋

 

 

 

 

 

 

私にとって恋とは

自分以外の誰かに心を奪われることである

 

 

 

 

 

皆さんの原動力ってなんですか?

 

 

 

 

好きなアーティストのライブを見に行くこと?

仕事で成績を出すこと?

給料が出ること?

友人と楽しいことをすること?

彼氏彼女と一緒に過ごす時間?

子供の笑顔?

大好きなお笑いを見に行くこと?

大好きなゲームを思いっきりすること?

大好きなスポーツで

熱くぶつかり合うこと?

 

 

 

 

 

 

人それぞれ違うとは思います

私にとっての原動力は ''恋'' でした。

 

 

 

 

中学校3年生まで

私は自分の好きなように

自然を愛し、好きなものを食べ

何となくみんなと同じ

勉強や部活をする

自分がよければそれで良かった

 

 

 

 

中学3年生の頃

新任で入ってきた学校の先生に恋をした

 

 

 

先生的には

仕事に就いて早々大変だったなぁと

今なら思うけど

相手のことをいくら考えても

他人の心は読み取れないですから

今は考えないことにして… (笑)

 

 

 

 

 

 

 

とにかく先生の視界に入ろうと

好かれようとあれこれ努力しました

 

 

 

 

初めて自分の顔や心と向き合った

驚くほど醜くかった

ブッサイクだった

 

 

 

 

 

 

 

容姿も中身も努力したことなかった

学校の底辺女(言われてた)が

メガネからコンタクトに替え

髪の毛を毎日乾かし

トリートメントを使い、

学年の可愛い女の子を見たりして

完璧にセットした

ビューラーをしてマスカラをした

色つきリップにも挑戦してみた

友達には

急に色気づいてきもいと言われたけど

馬鹿にされたけどめげなかった

 

 

 

人前に出るのが苦手だったが

委員会に入った

立候補して副委員長になった

(音読さえ緊張と怖さで震えていたけれど)

 

 

 

 

 

先生は変わっていく私に

女の技を持ったな

変な男に引っかかるなよ と言った

それがたまらなく嬉しかった

 

 

 

 

 

 

 

毎日走りにも行った

もしかしたら先生に会えるかもって思えば

運動苦手な私も

暇さえあれば走りに行ったし

筋トレもしていた

5キロ×2 なんて余裕だった

(高校卒業でピタリとやめてしまった)

 

 

 

 

 

高校に入って

ありとあらゆる恋愛コラムを読み漁り

美容系の雑誌を隅から隅まで読み

メイクの研究をした

仕草 表情 姿勢 目線 声のトーン

物事の考え方

自分を分析して矯正し続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

継続が苦手な私が

ひたすら努力し続けられた唯一のことだった

 

 

 

 

 

今日友達に

あなたにとって恋は原動力なんだね

って言われて初めて気づいた事だった

 

 

 

 

 

 

 

原動力があれば命を燃やしてる感覚がある

生きている痛みも喜びも感じることが出来る

 

 

 

なんでもいい

あなたの好きや楽しいを

わくわくやドキドキを

心が動く瞬間を

夢中になる何かを

ぜひ大事にしてほしい

 

 

 

 

絶対無駄にはならない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、

先生に恋したことで今の自分がいるし

先生と出会わなければ

どうなっていただろうと恐怖さえ感じる。

後悔はしてないし

幸せだったからとても感謝してる

 

 

でも、

先生のことをいつまでも忘れられずに

うまくいかなかった恋愛もあった

 

 

でも、実らなかった恋は

結末のない恋は

汚れを知らない、いつまでも美しいまま

 

 

 

 

 

 

それに気づけなくて

傷つけてきた人のこと忘れないよ。